昨夜、緊急事態宣言が出されましたね。
北海道では、2月末に知事から独自に緊急事態宣言が出されたこともあり、長いこと外出自粛をされている方も多いと思います。
ストレスが溜まりますよね。
そう「外出自粛」と言われると、外出のイメージができたあとで、自粛しなければ…となるので、一度できたイメージを我慢しているのです。
そりゃ、ストレスです。
日本語では「立入禁止」など、してほしくないことを伝えることが多いのですが、英語では Keep out. つまり「外側を保ってね」というように、してほしいことを伝えます。
今回の事態では、日本語では「外出自粛」ですが、英語では Stay at home. つまり「家にいよう」と表現します。
家にいようと言われたら、まずは家のイメージが浮かびます。家で何をしようという方に思考がいき、何かを我慢する感じのイメージがない分、同じ状況でもストレス感が少し違います。
これをペップトークでは『してほしい変換』といっています。
してほしくないことを否定するのではなく、してほしいことをいう。
ペップトークは、英語的表現をします。
イライラが溜まりやすい時期だからこそ、ちょっと言い方を変えてみませんか?
新型コロナウイルスから大切な人を守るために、家にいよう。
昨日の安倍首相の緊急事態宣言は、こんな言葉から始りました。
まず冒頭、全国各地の医師、看護師、看護助手、病院スタッフのみなさん。そしてクラスター対策に携わる保健所や、専門家、臨床検査技師のみなさん。日本国民を代表して心より感謝申し上げます。新型コロナウイルスとの戦いの、まさに最前線で強い責任感を持っていまこの瞬間もひとりでも多くの命を救うため、献身的な努力をしてくださっていることに心からの敬意を表したいと思います。
これもペップトーク!
具体的に職業を言ってその存在を承認し、「献身的な努力」と言って行動を承認し、感謝と敬意を表しています。
存在や行動を認めてもらい、感謝をされると、心のドアは開きやすくなります。
是非、身近な人の名前を声に出して呼んでください。これも立派な存在承認です。
そして、どんなに細かいことでもいいんです。ありがとうを伝えてみてください。
これだけでもきっと何かが変わります。
言葉が変わると、心も変わる。
今は、大変な時。
大きく変わる時です。
みんなで大きく変わって、この事態を一緒に乗り切りましょう!
2件のコメント
rei · 2020-04-13 09:57
本当にそう思います。これからは「人を許せない気持ち」が増大するという脳科学者のお話https://www.mylohas.net/2020/04/209713nobuko_nakano01.html?fbclid=IwAR0Ci0D1oN_aoRi6lTellUhQ_XRgo8B7AiIgU8-djeE-iPOpQ938C56AuKw
もあり、積極的にペップトークでいかないと!と、感じます。
ひろぽん · 2020-04-13 10:11
reiちゃん
コメントありがとうございます。
理解力、共感力、そして許容力の低下を感じています。
リンク、あとで読んでみます!ありがとうございます。
ペップトークで少しでも世の中を変えていきたいと思います。まずは自分から!
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