昨日はオフ。おかげさまですっかり股関節の調子もいいし、どこかへ滑りに行こう!…と思ったものの、天気は下り坂予報。
というわけで、サクッと滑りに行ける、朝里川温泉スキー場へ行ってきました。朝はこの通り青空も見え、いい天気だったのですが、さすが!日本の天気予報はすばらしい。
予報通り徐々に風が強くなり、時折強風のためリフトが止まるほどになりました。
強風で一時止まると、止まった搬器が強い風に煽られ揺れる。なんだか落ちそうで怖く、いつおさまるものかと思いました。
昨シーズン、サホロで同じく強風のためゴンドラが止まってしまった時、1時間強ゴンドラに閉じ込められたことがあったのですが…
揺れるとはいえ、守られている壁があったので寒くも辛くもなく、こんな風に写真を撮る余裕もありました。
でも、朝里のリフトは覆うものが何もなくてむき出しなうえ、安全バーもない。「ここでリフトが止まったまま1時間とか、もう動きませんとかなったら怖いよね。もう少し先なら飛び降りれそうだけど。」などと話していました。
リフトは突風で止まりつつ、でも、休み休みとはいえ、結局は動いてくれていたので、昼過ぎまでスキーを楽しんできました。
そして帰り道。
草津白根山噴火のニュースを知りました。
今回噴火の被害に遭った草津国際スキー場は、学生時代に足しげく通った山。景色もゲレンデもよく覚えています。
数字が苦手なこの私が、草津の市外局番は0279-88と覚えているくらい、草津はよく行った場所。
そんなよく知っている場所で、スキー場のゴンドラ搬器に噴火に伴う飛石が当たって窓が割れたり、コースに次々と飛石が降り注いだり、スキー客が森に逃げ込んだりする光景がリアルに起こってしまいました。
帰り道では、FMのニュースや携帯の速報で知っただけだったので、音声と文字情報だけでしたが、帰宅してその光景を映像で見たら…鳥肌が止まりませんでした。
実際に今日スキーに行って、短時間とはいえリフトが止まって怖い想像をした後だったので、停電でゴンドラが止まったまま、さらには火山の噴火がすぐ近くで起こっている状況の恐怖ったらないなと、想像できたからなおさら怖さが身にしみたのだと思います。
あらためて、自然の中で遊ばせてもらっていることの楽しさと怖さの紙一重さ、自然の力の強さ、そして、当たり前は当たり前ではないことを再認識しました。
私たちは、いつ、どこで、どうなるかなんてわからない。こうして、いつも通りに当たり前にしあわせな日々のありがたさを実感しました。
大好きな草津国際スキー場が、また楽しい場所となりますように。そして、今回被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。