昨日も今日も、なんとなくすっきりしない天気の札幌。
外に出たい気もするけれど、調子に乗ると、ちょっとまだ病むところがあるし…というわけで、今日は頭を使う日にします。
なんとなく感じていることを言葉にするのって、難しいですよね。
でも、言語化は、とても大事な作業なんです。
言葉にしようとすると、ちゃんと考えますよね。
この言葉はしっくりこない…ということは、自分はこんな風に考えていたのか!なんて気付くこともあります。
実は、言語化できないのは考えていないのと同じ。「なんて言ったらいいかわからないんだけど…」「言葉にするのは苦手で…」なんていうのは、頭の整理をやめて、考えるのを放棄しているだけ。
つまり
ことばにすることで、思考ができあがるわけです。
たとえば、こんなシチュエーション。家から出る直前に雨が降ってきた。
「😩あーあ」
なんて、つい思いがちじゃないですか。
この状態を言語化すると…
これから出かけようと思ったのに雨が降ってきた。ついてない。私はいつもこうだ。
なんて、自動的に考えてしまっていたなということに気付けたりします。
同じシュチュエーションでも
「お、雨か」
と口に出したなら…
これから出かけようと思ったら雨が降ってきた。出かける前だったから、傘を持っていける。濡れる前のいいタイミングだったな。この強さの雨なら、折りたたみ傘にするかな。
なんていう風に言語化できたりします。
事実はひとつ。解釈は無数。
なんとなく感じること、ふとした一言の裏にある気持ちを言葉にして、自分に気付く。そして、その自分に居心地よく感じていないならば、考え方の癖を変えていけばいいのです。
意外とことばの力って大きいです。
また、全然違うシュチュエーションですが… 幼稚園でのこと。
私がきれいな色のネイルをしていくと、子供たちはその変化にすぐ気付きます。そして、かわいいとかきれいとかの言葉に続いて必ず出てくるのが「ずるい!」という言葉。
先生(私)は何ひとつとして悪いことはしていない。自分でお仕事をしてお金をもらって、そのお金を払って、自分がしてほしいようにしてもらってきただけ。それはね、ずるいじゃなくて、うらやましいっていうんだよ。
と伝えると、子供たちは素直に私の言葉を受け取り、ずるいとうらやましいの違いをわかってくれました。
言語化するためには、多くの言葉を知っておくということも大事です。気持ちの微妙なニュアンスを表現できる言葉を持ち合わせているかいないかで、思考の豊かさが変わる。ひいては、語彙の豊かさは人生の豊かさにも関わってくると思うんです。
ここまでいうとちょっと大げさかもしれないけれど、言葉の力ってばかにならない。だまされたと思って、言葉を変えてみたら、人生が変わるかもしれません。
宣伝はあまり得意じゃないんだけれど…
どんな風に変えてみたらいいか、よくわからない!という方には、こんな講演があります。
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札幌会場には私もいるかも⁉︎しれません。
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