1月は往ぬる(行く)、2月は逃げる、3月は去るといいますが、本当にその言葉通りあっという間に終わってしまいました。あと3日くらい2月が欲しかった、と思っていたら…あと3日あったらいつもの月と同じ日数ですね。
この時期忙しいのは、確定申告の準備だったり、年度末だったり、出張が多かったりするのが理由ではありません。(もちろん、それも大いにあるのですが。笑)
それは、雪があるから。
昨年ふと見たテレビの言葉に感動しました。その言葉は、星野リゾートの代表取締役社長・星野佳路さんのこの言葉。
『雪あり月には スキーを優先させてもらう』
思わず、忘れないように画面を写真に撮ったほど、私にとっては衝撃的な言葉でした。(笑)
スキースクールに常勤インストラクターとして勤務していたシーズンも数年あり、スキーが大好きな私。
しかし、もともと選手でもなく、一愛好家からスタートしたスキーインストラクターとしては、スキーかフィットネスか、仕事としてステップアップして行くためには、どちらかを選ばなければならないと思うようになりました。
そして、スキーから距離をとった数年間。
フィットネスのお仕事をがんばり、スキーからは少し遠ざかっていました。雪が降ると、スキーのことを思いつつ、その感情には蓋をしていた数年間でした。
そんな数年を過ごしつつ、たまたま出会ったのが、星野さんのこの言葉。
どっちも好きで、どっちも楽しんでもいいじゃないか!
そんな風に吹っ切るきっかけをもらえました。
…というわけで、昨年は、年が明けてからの雪あり月、セミナー数を減らしていそいそと雪山へ。
(遊びスキーもお仕事スキーも全力投球しています。)
やっぱり、楽しい。
今年は、真剣にスキーをしていた頃には興味がなかったパウダー板にも手を出してみました。
今までの苦労が嘘のように板が浮いてくるし、深雪の楽しいことったら!
雪あり月にはスキー優先。
真剣に滑っていた10年くらい前と比べたら、圧倒的に滑走日数は減ってしまったけれど、確実に楽しさと体の動きは今の方が上回っています。
出張もやることもたくさんで、またまたあっという間に去る3月となりそうですが、スキーもしっかり楽しみたいと思います。
今日は全道的に大荒れの天気。
移動も大変だし、被害が出ないことを祈りつつ…反面、ちょっとうれしかったりもします。もっと雪降れ!