昨日は、幼稚園とジュニア英語教室で
“Happy holidays!”という言葉を伝えてきました。
日本ではまだ、メリークリスマス!が主流ですが、様々な人種や宗教が共存しているアメリカでは、クリスマスを祝わない人(クリスチャンではない人)たちへの配慮としてMerry Christmasの代わりにHappy Holidaysと挨拶されるようになってきているそうです。
宗教がピンとこない、園児や児童にどう伝えるか…
「世界中にはたくさん神様がいるよね?」
そんな質問から話し始めてみました。(この質問自体も日本人的感覚なのですが。)
すると園児たちは迷いなく「うん!」と元気なお返事。
「神様がたっくさんいて、みんなで仲良くできる人もいれば、神様はひとりしかいないと思っている人もいる。それはね、どっちも正しいことなんだ。その人がそう思ってるんだから。でもね、ひとりしかいないと思っている人たちに、違う神様のあいさつをしたら、仲良くなれないよね?だからね、これからはMerry Christmas!ではなくて、Happy holidays!と言ってみない?」とお話ししたところ、みんな笑顔でHappy holidays!と言い合っていました。
小学生たちは「世界中にはたくさん神様がいるよね?」と聞いた時点で「神様って本当にいるの?」「神様はどこにいるの? 」と質問返しにあったので「ここにいるかもしれないし、いないかもしれないね。」と頭を触りました。すべてのものに神を見出し、信じる心を生み出しているのは脳ですものね。
ちなみに私は、万物萬の神、すべてのものに神が宿っていると信じております。
それにしても、園児たちのあの迷いのない「うん!」はよかったなぁ。きっと彼らには、大人が忘れてしまっている神様が見えているんだろうなぁ。