今日は全3回の石狩スキー連盟の雪上前トレーニングの最終回でした。

脳と身体をつなげる、イメージと実際の動作を一致させる、といった雪上ではなかなかできないことに取り組んできたこのシリーズ。

今日は、安定と固定の違いを体感していただきました。スキーに必要なのは『安定』であり、そのためにはどこも固定しない方がいいのです。

力を入れてどこかを固めるのではなく、動くからこそ生まれる安定感。

雪上での動作、イメージを伝えつつエクササイズを進めていきます。

 

・しめるところをしめたら、あとは動いて安定させる。

・できない理由を探すのではなく、どうしたらできるのかを考える。

・自分の動作や姿勢、イメージの癖を知り、修正する。

・微調整をするには、一度可動域を広げて動かしてみることが必要。

こんなポイントを押さえました。

 

脳でのイメージと実際の動作が一致することで、怪我が減ったり、より思い通りに滑れたりします。(誰かに滑りを見てもらって、アドバイス通りに本人は直したつもりでも直っていないことってよくありますよね。その『直したつもり』と実際とのズレを知るのも大事なことです。)

この3回でお伝えしてきたことが、石連のみなさまのスキーシーズンに活かされることを祈りつつ…私も自分の滑りに活かしたいと思います。(やっぱり、口だけじゃダメですものね。)

 

 

 

明日から札幌国際スキー場はオープン!いよいよ北海道はスキーシーズンに突入です。

初滑りはいつ行けるかな。


ひろぽん

【北海道を元気に!】 こどもからシニアまで、あらゆる世代の脳とからだを刺激する健康運動指導士です。札幌を拠点に全道で活動しています。

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