3日前、9月6日は私の誕生日でした。

出先で迎えた誕生日。

今年は、特に記憶に残る誕生日となりました。

 

 

9月5日の夜、私は釧路にいました。旬の秋刀魚をおいしくいただき、しあわせな気分で寝床につきました。

 

 

そして、夜中に感じた地震。

それなりに長く揺れを感じましたが、あまり心配せずに寝なおしました。ああ、釧路は地震が多いもんな。その程度に考えていました。

 

 

月曜から出張、いよいよ今日は札幌に戻るというその日…朝早くに東京の実家からの電話で起こされ、びっくり!厚真で大きな地震があって、札幌も被害が出ている模様と聞き、慌てて情報収集を始めました。

私は、えりも町でも定期的にお仕事をしていて、釧路に行く前も、えりも町にいました。そして、えりも町に行くときに毎回通って行くのが、今回の地震で大きな被害を受けたエリアでした。

通る以外にも、安平やむかわなど、今回大きな被害が出ている場所には、たまにそばを食べにいったりして、景色を生で見ている場所なだけに、本当にショックでした。穴場的な温浴施設、こぶしの湯。お土産のあつまジンギスカンもおいしいです。早来と遠浅にある、そば哲。大好きで年に何回かは蕎麦を食べに行きます。早来のレストランみやもと。カマンベールチーズもソフトクリームも美味しいお店です。むかわといえば、ししゃも。秋には、ししゃもの寿司もいただけます。

 

こんな、当たり前だと思っていたおいしいもの、のどかな景色が、大きな被害を受けています。

 

まずは、まだ続いている余震が早く収束することを祈ります。そして、これ以上の被害が出ませんように。

 

 

地震後、全道的に停電したため、釧路からの帰路は信号もトンネルも真っ暗でしたが、交差点では道を譲りあったりして、意外とスムーズに戻ることができました。まだ鉄道は全面復旧しておらず、今回車で出ていてラッキーでした。

停電した札幌は、本当に真っ暗。

札幌でもこんなに夜空がきれいに見えるのか、と感動しました。幸いわが家は家具が少し動いたり、飾っていた小物が落ちたりしていた程度。ガスも水道も無事でした。停電中は、頭を切り替えて…家の中でのキャンプ!キャンプ道具のライトやランタンを出してきて、最小限の明かりで生活しました。

15年ほど前に英語教室で使っていた、電池で動くラジカセで情報収集。携帯の電波が入りづらく、またスマホの電池も残り少なかったため、ラジオが心強かったです。

わが家に電気が戻ったのは、7日の21時。

そこからテレビで映像を見て、被害の大きさや、平成30年北海道胆振東部地震という今回の地震の名前を知りました。

札幌でも液状化で大変なエリアがありますが、わが家は物流が戻ってくれれば、ほぼ日常です。

本当に大変なエリアに暮らしている方々に、何かできることを考えていきたいと思います。

 

あらためて、自然の力を思い知った日々でした。

まだ、余震が続いています。皆様どうぞご安全に!


ひろぽん

【北海道を元気に!】 こどもからシニアまで、あらゆる世代の脳とからだを刺激する健康運動指導士です。札幌を拠点に全道で活動しています。

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